レセプション(サーブカット)の練習方法や指導のコツ

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レセプション・サーブカットで「ボールをよく見る」こととは?

たくさんの練習方法がありますが

 

これも私の指導経験から

 

「いける!」と思ったものを紹介します。

 

 

 

1.ボールをよく見るために

 

 

大人は

 

「ボールをしっかり見なさい」(または、よく見なさい、ちゃんと見なさい、とか)

 

ってよく言いますよね。

 

 

 

試合中も子どもがレセプションをミスすると

 

「だから!ちゃんとボール見ろって!」

 

という指示を出している監督をよく見ます。

 

実は私も指導を始めた当初はそうでした…。

 

しかし、この「ちゃんと(よく、しっかり)」の意味が子ども達にとっては難しいのです。

 

 

 

ちゃんと仕事しなさい

 

ちゃんと家事しなさい

 

ちゃんと家庭サービスしなさい

 

(耳が痛い言葉ばかり並べましたが…)

 

 

この

 

「ちゃんと見なさい」

 

「よく見なさい」

 

「しっかり見なさい」

 

 

実はこのような指示では

 

子どもは何をすればいいのかよくわからないのです。

 

 

なぜなら、子ども達は

 

「ちゃんと」

 

「しっかり」

 

「よく」

 

ボールを見ているつもりなのですから。

 

それなのに監督から

 

「ちゃんとボールを見ろ!」

 

と言われても

 

『ちゃんと見てるんだけどな…ふぅ…(苦笑)。』

 

と心で思っているのです。

 

監督と選手の心が離れていってしまいます。

 

 

 

それでは、もっと「ボールをよく見させる」ためには

 

どのような指示が必要なのでしょうか?

 

 

できるだけ詳しく説明する必要があります。

 

レセプションの場合でしたら次のような指導がいいでしょう。

 

 

 

「打たれたボールを自分が(周りも)レシーブするまで目を離すな」

 

 

 

 

大人ならわかるけど子どもには伝わらない…

 

指導しているとよくあります(笑)

 

言葉が抽象的過ぎるからですよね。

 

監督は子ども達に分かりやすく説明する必要があります。

 

 

 

 

それでは実際どのような練習があるのでしょうか?

 

このレセプションの基本を身に付けさせるために

 

私のチームではソフトテニス(軟式テニス)のボールを使いました。

 

 

 

ポイントは

 

ボールに字を書くことです。

 

 

 

字なら何でもいいですが

 

子どもが読めるものを…(笑)

 

 

 

「あ」とか「わ」とか

 

「は」と「ほ」、「ぬ」と「め」なんか面白いですね。

 

 

 

チームに必要な分を購入して

 

ボール一つ一つに字を書きます。

 

 

 

それを指導者が投げて

 

子どもがレシーブします。

 

 

 

その際

 

どんな字が書かれてあったか言いながらレシーブします。

 

 

 

この練習のポイントは

 

〇ボールが小さいために正確なレシーブをしないと上がらない

 

〇字を見ようとして最後までボールをしっかり見るようになる

 

ぜひ試してみてください。

オーバーハンドでもレセプション・サーブカット練習をする

2.オーバーハンドでもレセプション練習をする

 

近年は小学生でもオーバーハンドでレセプションするチームが増えてきました。

 

アンダーハンドでレセプションをするよりも

 

安定感があるために成功確率が高いからです。

 

 

 

しかし、アンダーハンドのレセプションに比べ

 

オーバーハンドでのレセプションは怖さが伴います。

 

体の部位でも細い方である指を使うからです。

 

女子ならなおさらでしょう。

 

それでは、このオーバーハンドでレセプションができるようにするには

 

どのような指導方法があるのでしょうか?

 

 

 

 

まずは、恐怖感を与えないようにすることが大切です。

 

いきなり速いボールで練習するのではなく

 

オーバーハンドでレセプションができるような強さのボールを

 

指導者が「投げて」あげることが大事です。

 

ポイントは「投げる」です。

 

 

 

投げてあげるボールは

 

実際にサーブやスパイクを打たれるよりも怖さを感じません。

 

子ども達がオーバーハンドでもレセプションしやすいボールを投げる練習をすることで

 

速く慣れるようになります。

 

後は投げられたボールを上に上げるだけです。

 

 

 

慣れてきたら

 

ボールを投げる強さを徐々に強くしてあげてください。

 

ボールを打っても大丈夫な子には

 

ボールを打ってオーバーハンドでレセプションさせてももちろんOKです。

 

 

 

そして練習試合や試合でどんどん使わせる。

 

使ったらほめる。

 

 

 

この繰り返しでレベルアップでした。

 

3.レセプション、サーブカットのスキルアップ

 

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今はこういうのもあるんですね…。便利な世の中になりました。

 

 

 

また、たくさんの方々がこのページをご覧になっています。

 

やはりレセプション(サーブカット)の指導というのは、難しいものだと改めて思います。

 

 

メンタルも当然重要になってきますが、

 

やはり大事なのは基礎です。


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「よい例とコツ」を知ることができます。

 

 

「横にはじいてしまう」

 

「足が前に出ない」

 

「正面で取れない」など

 

 

 

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後は声を出す練習も大切です。

 

でも試合中に声が出せない子がたくさんいます。

 

 

日々の練習で出せるように

 

「慣れです」

 

心がけさせましょう。

 

 

 

 

 

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