アタック(スパイク)の練習

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初心者向けのスパイク練習

たくさんの練習方法がありますが

 

これも私の指導経験から

 

「いける!」と思ったものを紹介します。

 

 

 

1.レベルに合わせたスパイク練習

 

バレーボールのサーブ指導と練習方法で使った走高跳用のポールに

 

ネット代わりのゴムをつけて

 

学年やレベルに合わせてゴムの高さを変えます。(←これが便利なのです!)

 

 

 

ゴムですから

 

ボールがネットに引っ掛かることはありません。

 

失敗を気にすることなく

 

「ボールミート」だけに集中できます。

 

 

 

4年生は

 

「ちょこっと跳んで」「ボールを打つ」という「感覚」が分かるだけで十分。

 

 

 

うちのチームは平日はアタック練習ができませんでしたから(サーブ練習参照)

 

この練習は重宝しました。

 

 

 

他のチームは

 

4年生用として取り入れてみてください。

 

 

 

※先ほども触れましたが、ポールを支える子どもは絶対必要です!

 

バレーボール選手の身長を伸ばす方法はこちら

スパイクの足の運び方

2.スパイクの足の運び方

 

スパイクというと

 

上がったトスを相手コートに打ち込む

 

そういう練習を想像してしまいます。

 

 

 

もちろん正解です。

 

 

 

しかし

 

私は次の点に注意して指導していました。

 

 

 

〇「足の運び」がしっかりしているか

 

試合中トスが上がるとどうしてもアタックの瞬間を見てしまいます。

 

まあ当然ですよね。

 

 

 

はじいた、はじかれた。

 

入った、アウトだった。

 

得点を気にしてしまいます。

 

 

 

ところで

 

いいスパイクだったかどうかはどのように判断していますか?

 

 

 

私は「足の運びです」

 

 

セッター(または2段トス)にボールが入る前にしっかり開いているか。

 

そこから、「1(左足)・2(右足)・3(左足)」(レフトアタッカーの場合)の

 

足の運びがしっかりできているか見ていました。

 

 

 

 

第5章」でも述べましたが

 

スパイクは非常に難しい技術です。

 

 

 

空中で体のバランスを保ちながら

 

ボールを叩く、という動作は

 

空間認知能力をフル回転させながらでは

 

本当に難しいスキルです。

 

小学校女子ならなおさらだと思います。

 

 

 

でも

 

足の運びはまだボールにあまり関係のないプレーです。

 

空中でボールをしっかりとらえることよりも

 

難しくありません。

 

 

 

 

足の運びを気を付けさせることで

 

選手を誉める材料にもなりますし

 

選手もアタックにさらに喜んで取り組みます。

 

 

 

 

これがしっかりできるようになれば

 

空中姿勢がよくなり

 

スパイク決定率も上昇します。

 

 

 

 

結局スパイクの近道になります。

 

 

 

 

 

 

〇「ボールミート」がしっかりできるか

 

上記では「足の運び」について述べましたが

 

「足の運びが大事!」って言っても

 

床にボールが「ズバーン!」って決まる

 

あの感覚はいいですよね(笑)

 

 

 

 

トスをあげて「ズバーン!」は無理でも

 

ジャンプしないで打つなら結構すぐにできるようになります。

 

 

 

先頭の子をアタックラインに置き、その後ろに1列に並べます。

 

そこにちょこっとボールを放り投げてやり

 

子ども達にセンターラインにスパイクさせます。

 

 

 

ジャンプしないで床にたたきつけさせます。

 

ただしここでも

 

「足の運び」は少し意識させたほうがいいでしょう。

 

 

 

 

 

〇空中でトスをキャッチできるか

 

第2章のサーブ編でもお話ししましたが

 

サーブが相手コートに届くには

 

ボールを投げて届くかが重要だと思っています。

 

 

 

 

それはスパイクも同じです。

 

 

 

上がったトスを

 

できるだけ高いところでキャッチできるかが重要だと思っています。

 

 

 

 

この練習をすることで

 

空中でのバランスがとれるようになりますし

 

できるだけ高い打点を身につけることができます。

 

 

 

人数が多い場合は

 

2章サーブ編5章アタック編でも使用した

 

走高跳用のポールをつかってもよいでしょう。

 

 

 

そして、中でもこれが役に立ちました!↓

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空中にボールをセットできるので、

 

ボールの位置をいろいろ変えてあげることで、

 

感覚的にミートが上達しました。

 

 

 

普通にトスを上げると

 

タイミングを逃すことの方が多いですが、

 

これを使うと同じ場所にあるボールを

 

何回もスパイクできる!

 

これは重宝しました。

 

 

 

 

 

「ボールをかぶってしまう子」もいますよね。

 

上の動画は

 

バレーボール上達ドリル VOL.1 スパイク編

 

でも指導されている斎藤利氏が説明しています。

 

参考にしてみて下さい。

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