お揃いウェアで一致団結!
小学生のAクイック練習
3.クイック練習を取り入れる
私は小学生の試合でも
バレーボールを思いっきり楽しんでほしいと思っています。
それはつまり
高いスキルを身に付けて
試合で生かしてほしいということです。
サッカー少年は
マラドーナ、ロナウドにロナウジーニョ、メッシにキングカズ
有名選手のプレーを真似て技術を身に付けます。
ロナウジーニョの「エラシコ」なんか
私は大人になってからでも練習しました(笑)
(ちなみに1位がロナウジーニョです。)
できるようになると絶対面白い!
私は小学生でも同じだと思っています。
ですから
「クイック練習」を取り入れました。
もちろん全員練習します。
AクイックとBクイックが中心です。
Bクイックは相当能力のあるアタッカーとセッターがいないと難しいですが
Aクイックなら
試合ですぐに使えるようになります。
相手からチャンスボールが来ると
うちのアタッカーは
「しめしめ、クイックチャ〜ンス」といわんばかりに狙っていました。
実際の映像がこちらです。
これは県大会の準決勝の様子です。
相手のチャンスボールをAクイックで決めています。
あまりにきれいに決まったので相手チームの応援からはため息が出ました。
これが決まった時は私もとてもうれしかったです(^^)
相手ブロックは1枚しか跳べず、
さらにそのブロックに行った子も全くタイミングが取れていません。
小学生のレベルではAクイックは未知の世界のプレーです。
なぜなら練習をしているチームも少ないし、
相手からAクイックを打たれる経験がないからです。
でも、むしろ小学生だからこそ吸収も速いです。
そんなに難しかった記憶はありません。
だからこそ小学生のうちからAクイックに取り組んだ方が絶対いいです。
Aクイックの練習方法が詳しいのがこちらの指導DVDです。
スパイク上達革命〜ママさんバレー選手と小・中学生のスパイク習得プログラム〜【元・全日本代表エースアタッカー加藤陽一 監修】
私が指導していた時の試合では
レフトスパイカーとセンターが主にクイックをしますが
センターのAクイックと見せかけて
レフトのオープンだったり
レフトがセンターの位置まで来てAクイックしたり
相手ブロックが的を絞りきれていない場面が爽快です。
練習方法は
最初は指導者がボールを上げてやり
子ども達が慣れてきたら
実際にトスを上げてみる
という方法をとりました。
Aクイックの練習を始めた時はタイミングがとれませんが
セッターがトスを上げようとした瞬間にアタッカーがジャンプする。
指導していてこのタイミングが一番やりやすかったみたいです。
(動画でそのタイミングを見て下さい)
これも4年生から始めるとコツをつかむのが早いです。
スパイク上達革命〜ママさんバレー選手と小・中学生のスパイク習得プログラム〜【元・全日本代表エースアタッカー加藤陽一 監修】
このDVDを参考に指導をすれば
1か月程度でAクイックが形になってくると思います。
よろしければポチお願いします
関連ページ
- アタック(スパイク)の指導
- アタック(スパイク)の技術は難しいので、指導も一筋縄ではいきません。しかし、コースを狙う打ち方から始めていく指導を続ければエースは育ちます。
- アタック(スパイク)の練習
- アタック(スパイク)の練習には、レベルに合った練習、足の運び、ボールミート、Aクイック練習が大事だと思っています。
- ブロックやブロックアウトをイメージしたスパイク練習
- スパイクを決められるエースを育てるとチームに勢いが出てきます。一番難しい技術だと思いますが、ステップ、空中姿勢、コースについての指導と練習が大切だと思います。