アタック(スパイク)の指導

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アタックという技術の基本的な考え方

アタックに対する考え方は以下の通りです。

 

あくまでも私の指導経験からくるもので

 

絶対的なものではありませんので

 

ご了承の上お読みください。

 

アタック,スパイク,指導

 

 

 

 

1.アタックの捉え方

 

得点を決めることができる確率が高い技術だけに

 

習得するには長い時間がかかります。

 

 

 

小学生指導の中で

 

もっとも難しい技術だと思います。

 

 

 

アタックには2種類あると考えます。

 

 

 

一つは「スパイク」

 

もう一つは「スパイク以外のアタック」です。

 

 

 

「スパイク」は強打して相手コートにたたきつけるもの。

 

「スパイク以外のアタック」はフェイントやプッシュ、オーバー、アンダーでの返しのことです。

 

 

 

 

私はアタックを指導する際に

 

姿勢が崩れたり、トスが流れたりしたとしても

 

「スパイク」を打たせることにしていました。

 

 

 

フェイントやプッシュに逃げることをさせませんでした。

 

 

 

なぜなら

 

大抵スパイクを打つのは

 

チームのエースだからです。

 

 

 

苦しい時にチームを助けられるのがエースです。

 

 

 

2段トスでも

 

苦しい姿勢でも

 

スパイクを打ってこそエースです。

 

 

 

それがあってこそ

 

フェイントやプッシュが生きてきます。

 

 

 

 

逃げのフェイントは

 

私は許しませんでした。

 

 

 

このような気持ちをエースが持つことで

 

3章で述べたように

 

メンタルが大きく左右するレセプションにつながります。

 

 

 

 

「少しくらいレセプションが乱れてもエースが打ってくれる」

 

この気持ちを持てると子どものメンタルはかなり改善されます。

 

 

バレーボール選手の身長を伸ばす方法はこちら

 

 

スパイクの打ち方

2.スパイクの打ち方

 

誰しも力強く、速いスパイクにあこがれます。

 

全日本の試合を見たりして

 

真似したくなる気持ちもわかります。

 

 

 

しかし私は小学生に大事なのは

 

 

「強さよりも、コースやミート」だと考えています。

 

 

最初から強く打つセンスがある子はそれでいいですが

 

ほとんどがそうではないはずです。

 

特に女子は難しいと思います。

 

 

 

スパイク練習をするときには

 

 

「コースを狙うこと」

 

「ボールをしっかり叩けること」

 

 

この2つを優先させました。

 

 

これが十分できるようになってからの

 

強打です。

 

 

 

ボールをしっかりミートできないのに

 

強打はありえません。

 

 

 

コースを狙えないのに

 

強打したらアウトになります。

 

 

 

また私は

 

4年生から全員にスパイク練習をさせました。

 

バックの子も全員です。

 

もちろん個に応じた指導でしたが。

 

 

 

 

1章にも書きましたが

 

バックの子が中学生になり

 

スパイカーになることもあります。

 

 

 

ローテーションがない小学生バレーですから

 

ポジションに特化した練習をすれば

 

チームとしてある程度強くなるでしょう。

 

 

 

 

でも私は反対です。

 

 

 

バレーボールが好きで集まっている子ども達ですから

 

バレーボールにかかわるすべての技術を身につけさせてあげたいと考えています。

 

 

 

次のコンテンツアタックの練習では私が実際に指導し

 

てきた練習方法を記載しますが、下のDVDが理想的な指導になりそうです。

 


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